TG-A09AB / TG-S09AB 熱伝導性シーラント材

TG-A09AB / TG-S09AB 熱伝導性シーラント材

  • • 優れた熱伝導性

  • • 硬化後に電子部品を水・外気から保護する

  • • 1:1での混合

  • • 常温または加熱での硬化


TG-A09AB / TG-S09ABは通常のシリコーン系熱伝導シーラント材に比べ、熱伝導率が2.8W/m•Kと高いのが特徴です。常温硬化は18時間、高温の場合は30分で硬化し、電子部品を水や外気から保護し、絶縁します。

製品アプリケーション

電気自動車の急速な普及に伴い、バッテリーやモーターに硬化型シーラント材を補填し保護・防水・断熱を実現する必要がありますが、内部の熱を効果的に外へ放熱することが必要不可欠です。 TG-A09AB / TG-S09ABは、他社のシリコーンシーラント材と比較して、熱伝導率が2.8W/ mKと優れており、硬化時間が早く、2剤仕様で保存性にも優れているため、保存不良による硬化が起こりにくいという特徴があります。

Electronic components: Electric Vehicles, 5G, Autopilot System, Mobile Phone, AIOT, HPC (High Performance Computing), Server, IC, CPU, MOS, LED, Mother Board, Power Supply, Heat Sink, LCD-TV, Notebook, PC, Telecom Device, Wireless Hub, DDR ll Module, etc.

物性表

製品物性 単位 TG-A09AB / TG-S09AB 公差 試験基準
熱伝導率

W/m•K

2.8

±10%

ASTM D5470 Modified

Gray (Mix)

耐電圧

KV/mm

≥11

ASTM D149

体積熱抵抗 Ohm-m ≥10¹² ASTM D257
密度

g/cm3

2.52

±5%

ASTM D792

使用温度範囲

°C

-50~+150

引張り強さ @3.0mm kgf/cm² 230 ASTM D412
伸び % 55 ASTM D412
粘性 @1RPM/5mins

Pa·s

10~50

Brookfield

重量減少 % <1
硬化時間  @25°C Hrs 6 ±10%
硬化時間  @50°C Hrs 0.6 ±10%
硬化時間  @80°C Hrs 0.08 ±10%
標準仕様 Pot
硬さ Shore OO 90 ±10
混合比 gram 1:1
 ●RoHS対応
●サンプル依頼?          

●A 剤とB 剤は混合材料で、密度の異なりにより層は成されます。そういう現象は普通ですので、ご安心ください。使用する前にヘラ平型スクレーパーやステン
レス製器具でA 剤とB 剤を別にゆっくり混ぜ合わせてください。そうしたら優れた熱伝導効果を作れます。

(最新版のデータシートはDATASHEETをダウンロードしてください)

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