約 3 年間にわたる慎重な計画と繰り返しの議論の末、T-Global総合工場は、構造、使用材料、空間利用計画などの点であらゆる努力をし、最終的に地球に優しい熱工学ファクトリーとしての目標を達成しました。そのコンセプトは学問的にも優れているのみならず、建設業界、政府からも優れた建築物として認められました。
この建物の最大の特徴は、総合工場の内外壁の建材に発泡軽量コンクリートパネル（ALCパネル）を採用したことです。 ALCパネルとは、Autoclaved Lightweight Concreteの略で、セメント、珪砂、石灰、アルミ粉末発泡剤などを主原料とし、高温高圧で発泡凝固さ せ、均一で小さな気泡が充満した多孔質のコンクリートボードに成型したものです。
ALCパネルは、多くの優れた性能と環境保護特性を備えています。第一に、材料の重さは一般的なコンクリートの 4 分の 1 と軽量であるため、施工業者が組み立てる際、より容易でかつ工期が短く済みます。夏や冬の寒い時期でも、室内温度を適温に保つことで、大型貨物エレベーター5台分の動力を1年で節約で き、遮音性、耐火性、耐久性に優れ、耐震性にも優れています。T-Globalは、熱工学技術のパイオニアとして、長年にわたって放熱と熱伝導の分野に深く携わっており、これらの技術と材料を柔軟に使用し、地球に優しい工場社屋を建設するという究極の目標を達成することができました。
工場の建物全体には、大規模な雨水再利用システムと太陽光パネル蓄電システムも装備されています。工場の移転とオープンは間近に迫っており、まずはドローンによる720度のパノラマビューを公開いたします。T-Globalにもっとご注目ください： https://o2o720.blogspot.com/2019/07/720_24.html